ASD長男、小学校に 七転び八起きブログ

3歳で軽度ASDと診断されたものの、外では頑張れてしまう特性の為に就学相談では通常級判定が出された長男6歳。知覚過敏、睡眠障害はかなりあります。

やっぱり…登校渋り

昨日は嘘のように機嫌よく帰ってきて一安心していたものの、寝る前から「明日学校行きたくない」と…「明日は雨は降らないし、傘も持っていかないから傘が閉じられなくて困ることはもうないよ」と説得したものの、既に問題は傘ではなく、学校そのものへの不安が出てきてしまったようです。入学式からここまで張りつめていた気持ちが少し緩んだこともあるのかも。 今朝も起きた時から「学校行きたくない」「学校行かないとだめ?」「学校、怖い」と繰り返しました。具体的に今日はこの授業とこの授業がある、学校に行ったら誰々君も誰々ちゃんもいる、中休みにみんなで遊べる、と説得し、何とか準備をさせたものの、いざ出る段になってやっぱり「行きたくない」と。

 「どうして行きたくないの?」と聞くと、「怖いから」と答えます。「何が怖いの?」と聞くと「帰り道にママが交通事故にあったらどうしようって怖い」と。不安が増殖してしまっているのか、とっさに考え付いたことなのか、予想外の答えにびっくり。「大丈夫だから、ママはちゃんと信号で止まるから」などと答え、とにかく出発。登校する道も言葉少なで、足取りも遅くなりがちでした。

 ごほうびのシールを今日は特別にたくさんにしようか!などと気分を盛り上げても、ケンの気持ちは上がらず。

 しばらく、校門で別れることができていましたが、当然の様に今日はそれも無理でした。下足室に入って靴の履き替えまで付き添い、いちど教室の方に歩きかけたので手を振ると、黙って涙を流しながら戻ってきて私にしがみつきます。「お友達と遊べるんだよ、ほら頑張って」などと励ましても効果はなく、この日も「ケン君?」と友達に声をかけられたことをきっかけに涙をふいて教室へ歩いていきました。

 予想していたとはいえ、さっそくの登校渋りで私の気持ちも落ち込んでしまいました。