ASD長男、小学校に 七転び八起きブログ

3歳で軽度ASDと診断されたものの、外では頑張れてしまう特性の為に就学相談では通常級判定が出された長男6歳。知覚過敏、睡眠障害はかなりあります。

協調運動と、「太鼓の達人」

 昨日は結局、夕方から電車で20分ほどのところにある複合型の遊園地のような施設に行き、1時間だけ遊んできました。施設全体の入場料はないので、遊びたいものを少しだけ遊ぶ、という滞在のしかたを今回初めてやってみました。

 その際に、

「1時間だけ遊んで帰る。帰る時に怒らない。泣かない」と言う約束をして出かけ、今回はそれを守ることもできました。

 過去にここに来た時には必ず帰る際に修羅場になってしまうので、こうやって少しずつ慣らしていければと思います。

 

 遊園地のキッズスペースにある、マリオカートと、太鼓の達人を昨日は主にやってみました。

 

 マリオカートはハンドルさばきもめちゃくちゃだけど、何よりスピード感ある映像が大好きなようで、楽しくやっていました。

 

 そして、太鼓の達人。実はこれは以前にもやったことがありました。

が。 

 わざとやってるのではと思うほどに、タイミングが全くあってない。全て早すぎるか、遅すぎるかで、ほとんど正しくたたけていない。「かんたん」コースでもクリアすることはできず。一度だけやってみた「難しい」コースでは、太鼓の面をたたく赤いマークと、ふちをたたく青いマークが交互に出るのがもう全くお手上げで、ほどんど不可。

 

 「難しい」コースはやめさせ、「かんたん」コースに戻っても、やはり赤いマークと青いマークの区別に体が追い付かず。

 

 200円で3曲できるので、何回かやっているうちに、なんとなくタイミングはあってきたようで、「可」がだんだんと出るようになった、というところまでが前回でした。しかしクリアすることはなく。

 

 そして今回、「リベンジしてクリアしてやる!」と勇ましく挑んだケン。何となくタイミングはつかんだようで、何とか「可」を連発して、連打もがんばって、クリアすることができました。調子に乗って「ふつう」コースにしてみると、やはり赤いマークと青いマークでぐずぐずになってしまい、クリアできず。

 

 ここまでできないのは、やはり協調運動の難しさによるものなのかな。太鼓の面をたたくのか、ふちをたたくのか、っていう判断が、目で見てそれを理解しても、体が全く追いついていない感じです。それも、「惜しい」というレベルではなく、「全然」というレベル。

 

 それでもタイミングは合うようになってきたので、「楽しいことを、約束を守って、時間が来たら切り上げる」ということの練習もかねて、これからも時々、こういう形で遊園地に来て太鼓の達人の練習をしてみようと思いました。

 

 

 

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