お迎えが少し遅れると…分離不安症?
昨日、ケンといつも同じに帰るお友達が一人はお休み、三人は放課後クラブにいっていたようです。そこで一人だけのお友達と一緒に帰り、途中で道が分かれ、そこからはケンが一人で帰ることに。
いつもならそのあたりの地点で私が合流するのですが、昨日は厚さにやられて私がぐったりしていたこともあり、普段より2分ほど遅く家を出ました。
すると家から見える道の向こうにケンの姿が。明らかに泣きながら歩いてきています。私の姿に気づくと、「遅い!」と給食袋を振り回して起こり始めました。
36度の中、真っ赤な顔をして怒っているケンをとりあえず家に入れ、話を聞くと、上記のような事情で一人で帰ってきたことがわかりました。
そして
「ママがお迎えにいなかったから、ママが死んだと思った」と。
「ママのせいでケンは心が痛い」
とも。この「心が痛い」というセリフ、最近動画か何かで確実に見た覚えがあるのでそこから使ったと思うのですが、不安な気持ちは本物だったと思います。
この日の朝も
「ママとバイバイしたくない。学校行きたくない」とかなり登校渋りをしたばかりだったので、こんなトラウマでさらに登校渋りに拍車がかかってはいけない、と反省。しかしここでの対応として、「遅れないように行く」という表面的なものだけでいいとも思えず。これはもう、母子分離不安、ではなく分離不安症の域ではないかとも思えます。
一方で、スーパーなどに買い物に行くと、どんなに言い聞かせても一瞬で姿を消して自分が買いたいものの売り場に飛んでいってしまいます。スーパーの自転車置き場でケンを下した瞬間に消えてしまい、探し回る、あるいは最寄駅の改札を出たとたんに消えてしまう、等も日常茶飯事です。探し回って叱っても本人はケロッとしていて、すぐまた隣の店で同じことをしたりもします。自分が知っている場所、という安心感があってこのような動きができるのか、でも通学路自体、もう熟知しているエリアです。母親と離れている時間の差なのか。よくわかりません。
とりあえず、このことも医師に相談するとして、私は遅れないようにお迎えに行こうと思います。朝が大変にならないように…