ASD長男、小学校に 七転び八起きブログ

3歳で軽度ASDと診断されたものの、外では頑張れてしまう特性の為に就学相談では通常級判定が出された長男6歳。知覚過敏、睡眠障害はかなりあります。

小学1年生の男児が死亡 熱中症か 野外での校外学習の後 を読んで…

昨日から、ショックでたまらない記事があります。

headlines.yahoo.co.jp

 

 小学1年生、6歳の男の子。本人はもちろんですが、親御さんの気持ちを考えるとたまりません。

 朝、元気に登校していった、ほんの数時間後に、病院で死亡が確認されて…最期の瞬間には親御さんは間に合えたのか、亡くなってからの連絡となったのか。死の瞬間に立ち会えたとしても、既に意識はなかったのではないか。

 学校を安全な場所だと信じて親は毎日子供を登校させています。ケンの場合など、本人が行きたくないと言っているところをほぼ強引に説得して行かせているようなものです。このようなことが合ったら、と想像することすら恐ろしいです。

 昔とは明らかに温度が違う昨今…私が子供の頃は「暑い」というと「夏は暑いものだ」とか、「暑い暑いというともっと暑くなる」などと先生に叱られたり、中学の部活でも「水を飲むとかえって具合が悪くなる」などと言われ、真夏なのに終了まで水が飲めなかったりも。しかし、あのころは30度を超えたらニュースになるくらいでした。36度、37度などという温度になることはほぼなかったと思います。

 今日も運動場での体育がある、ケンの時間割。見学させたいとも一瞬思いましたが、暑いグラウンドで制服のまま待っているのでは暑いことに変わりはないと思い、断念。プールも見学すると暑いプールサイドで見学で、ケンも「暑いからいやだ」とよく訴えています。「暑さ」で人が亡くなる時代。つい私も昭和の感覚で「暑いくらいで、プールの見学について配慮を求めるのはモンペかな」とか思い、何も言えないで来ましたが、そういう時代ではない、ということをまず大人が認識しないと子供を守れない、と改めて痛感しています。

 

 親御さんの気持ちを思うと言葉もありません…あと数日で初めての小学校の夏休み。きっと楽しい計画もあっただろうに…お子さんのご冥福をお祈りします。

 

 

 

 

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