八方ふさがり(夫が借金して副業、月15万の返済&ケンの登校渋り) 2
の続きです
事業資金にしても、零細企業とはいえ正社員で働いているのだから、慎重に計画をたてて融資を受けるとか、色々やりようはあるはずなのに、いきなり、知人から借金。そして自分の給与額を無視した返済計画。借りたお金は返す、ということはきちんと守りたい人なので、家計など無視で借金は返そうとするでしょうが…
もともとあった私の仕事からの貯金も、前回の副業で使い果たしています。今まで、家賃が足りない、とか、家賃の更新の為のお金が足りない、とかになると私に丸投げしてきていたのですが、今の状態では私に丸投げされても困ります。かといって、私が働きに出て、主人のこだわりの副業の損失を埋める為に働くのも納得できない気はします。しかし、背に腹は代えられない。黙ってまじめに社員として働いてくれていれば何も問題はないのに、義兄問題でお金が足りないこと、私の仕事が低調なことに焦りが出たのか、悪い考え方の癖がでて、今は「確実にもうかる」と思い込んでいます。それ以外の可能性があることを認められない。自分の思い通りに進むはずだ、という認知の歪みに直面しています。
そして、私の精神状態を感じ取るのか、ケンが朝から不機嫌で、「学校行かない」と。私が何か言おうとしても
「黙れ!」と叫ぶ始末。話が通じないこの感じが父親と同じでイライラしてしまい、朝から大揉め。「黙れ!もう学校なんて一生いかないからな!」と叫ぶ6歳児と対応中に、主人から「今日、15万円返済の為に送っといて」とラインが来て、もう私が家出したいような気持ちになりました。
数分、ケンと別の部屋でニュースなどを見て気持ちを切り替え、黙々と学校の準備を進めました。
幸い、7時56分になると家を出る、というルーティンになんとなく本人が乗ってくれて、家を出ることはできました。登校中はさっきまでの荒れた感じはなく、
「ママとバイバイするの、さびしい」と。
「ママもさびしいけど、ママはそれよりも、ケンに学校でいっぱいお勉強してほしいから、さびしくてもがまんしてるんだよ」というと、なんとなく納得したのか、それ以上は登校渋りをしませんでした。
続きます