ASD長男、小学校に 七転び八起きブログ

3歳で軽度ASDと診断されたものの、外では頑張れてしまう特性の為に就学相談では通常級判定が出された長男6歳。知覚過敏、睡眠障害はかなりあります。

朝から大ショック…ご近所ママからのお叱り

 今朝、ケンと共に登校していると、すぐ近くに住む同じ1年生のお母さんが道で私たちを待っておられたようで、ケンを見ると

「ねえ、朝ピンポンダッシュした?」と。

私は晴天の霹靂で?!となっていましたが、ケンの様子を見るとそれをやったらしいのは一目瞭然でした。

 

 今朝、いつものようにケンはお隣のお友達ゆう君が幼稚園に行く時に見送る、ということをやっていました。これは平日はなかなか遊べない二人が考え出したらしいアイデアで、お友達が登園するころにうちのチャイムを押しに来て、ケンが見送る、と言う形でした。お母さんの用意などもあるので、1分2分は自転車置き場で二人で会話することができる、という子供たちなりのアイデアだったのですが。

 

 今朝はその時にケンが「近くのお友達が今日は何分に出るか聞いてみよう」と思い立ち、走って言ってその家のチャイムを押したようでした。しかし朝の忙しい時間、おうちの方がでる直前にゆう君が出発することになり、ゆう君に呼ばれ、そちらに走って戻ったと。

 

 本人から聞き出した話はこんな感じですが、された方としては朝から迷惑すぎるピンポンダッシュそのものです。ケンに「ピンポンダッシュはしたらだめ。もうやったらだめだよ」と。私はとっさに訳が分からないものの、朝のその時間に外に出ていたことを知っている以上、確かにやったのだろうと謝りました。

 その方が家に戻られた後、どうしてそんなことをしたのかケンを問い付めましたが、なかなかまともな会話にならず。朝からピンポンダッシュをするなんて理解不能で大ショックでした。しばらくは口もきかずに歩いていました。

 そのうち何とか落ち着いたケンから話を聞き、いたずらのつもりでピンポンダッシュをしたのではなさそうだとわかったものの、行き当たりばったりの軽率な行動で迷惑をかけたのは事実。最近、友達と遊びたいという強すぎる欲求がもとで何度も私や主人に怒られるきっかけとなっていましたが、いよいよ他人様に迷惑をかけるところにまで至ったことがとにかくショックで悲しかったです。

 

 笑顔なく学校でケンと別れた後、帰宅してママさんに謝りのラインを送りました。幸い、優しくも教育熱心な方で、温かいお返事をいただきましたが、私はかなり落ち込んでしまいました。一方で、この方が叱ってくれなければ私は何も知らないままだったので、教えていただいてよかったと思いました。

 

 朝、数分といえども一人で家から出したのがいけなかったと思います。もともと、そういう思い切ったことができるような子ではなかったのに、ここしばらく、「友達と遊びたい」という気持ちが、色々なものを凌駕しているようです。親との約束をあっさり破ったり、お友達の家で遊んでいるのに二人ですきを見て脱走して、夜なのに公園に行ったり。(すぐに追いかけましたが)。6歳にして、友達づきあい歴はまだ2年目くらいなので、とにかく楽しくてたまらないようです。今まで一生懸命しつけてきて、できていると思っていたことが、「友達と遊びたい」という欲求の前に一気にできなくなっているようです。これからまた新たな局面に入りつつあることを突き付けられたような気分です。

 

 

 

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