負の連鎖~公園で大パニック
今日は義兄がらみのストレスを抱えたまま、朝早くから近所のお友達親子と公園へ。
お友達のゆう君が機嫌が悪く、癇癪を起こしてママのことをたたきながら「ママ死ね!そうじゃないと僕が死ぬからな!」と叫び続けているのを見て、もしかしてこの子も同じような特性があるのかな、それともただのかんしゃく持ちなのかな、と。
ゆう君の気分を変える為に別の公園に移動して、なんとか楽しく遊んでいるところに、ゆう君と同じ幼稚園のお子さんが登場。ケンはゆう君への気持ちが強すぎるようで、3人で遊ぶということができず、せっかくゆう君や同じ幼稚園のお子さんが何度も誘ってくれているのに頑として断り続けてしまいました。
「3人で遊ぶか、遊べないんだったらもう帰るよ」と言っても「いやだ!二人で遊びたい」と言い続けます。そのうち自分でもどうしていいかわからなくなったようで、久しぶりに本格的なパニックの状態になってしまいました。今日のパニックは1月で病院で起こしたパニック以来の酷いものでした。
ケンのパニックの特徴として、状況に関係なく私を攻撃してこようとする傾向があります。
今回も、直前にゆう君が起こしていたかんしゃくでの言葉をさっそく真似してしまい、
「ママ死ね!そうじゃないとケンが死ぬから!」と叫びだしました。
ゆう君のお母さんや、幼稚園の子のお母さんまでが色々と提案してくれるのに全て頑として却下してしまい、「ママは黙ってろ!」「もう学校行かないからな!」と脈絡なく叫びだす始末。
帰ろうとしても自転車に乗らず、力はそれなりにあるので危険と判断してむりやり乗せて帰ることも断念。10分くらいはそんな修羅場を過ごし、ようやくパニックが落ち着いたところを見計らって自転車に乗せて帰宅しました。
帰り道、まだまだ私に対して攻撃してこようとする様子を見せたので、
「先週はゆう君と遊ぶ約束をしてたのに、ケンは学校のお友達もよんだ。でもゆう君はその子とも一緒に遊んでくれた。ケンはどうしてゆう君のお友達と遊ばないのか」
「せっかくこんな暑い中を公園まで来てるのに、どうして楽しく遊べないのか」
「ケンがあんなことしていなければ、今頃ゆう君と幼稚園の子と3人で遊べていた。ケンのせいで台無しになった」
「ママはケンが楽しく遊べると思って朝早くから公園に行ってるのに、ほんとうにがっかりした」
とかなり理詰めで叱ってしまいました。パニックからさめたケンは自分のやったことを理解していて、
「ケンが悪かった。ケンのせいでみんな嫌な気持ちになった。ケンは最低だ」と言いだし…こういうことで自信を喪失していく、これはよくない流れなはず、と思っても、私自身のイライラも強く、そこで慰めるようなことばを言う気にもなりませんでした。
帰ってきて、「ケンが悪かった。もう同じことはしないからもう1回あの公園に行きたい」と言われても、どうしてもそんな気にならず。公園と言う外の場での派手なパニックで、私の気持ちも折れてしまったようでした。
「もうやらないからもう一回行きたい」と訴えるケンに「今日はもう行けない。」と答えていると、ふっとあの目黒の悲しい虐待事件の被害者の女の子が書いていたあの文章を思い出したり。でも、再び行った時に同じことにならないと信じる足掛かりもなく、結局午後から出かける予定もあったので、今日は行かないということで通してしまいました。
私に余裕がないことを感じ取ってケンも久々にあんなところでパニックを起こしたのかな。負の連鎖が続いています…