ASD長男、小学校に 七転び八起きブログ

3歳で軽度ASDと診断されたものの、外では頑張れてしまう特性の為に就学相談では通常級判定が出された長男6歳。知覚過敏、睡眠障害はかなりあります。

就学相談 ②就学相談説明会にて 担当者の方と話したこと

 今日もケンは、涙目になりながらもなんとか6年生に連れられて教室に向かいました。まだ給食が無いので帰宅時間は早いのですが、帰るころには笑顔で帰ってくれるといいです。学校の先生からは全く何も連絡がないので、「便りのないのはいい便り」だと思うことにしています。

 

 年少児の4月末の就学相談説明会にて、教育委員会の方の説明の後、質疑応答を個別に行う、という時間がありました。担当の方が3名ほどいられて、それぞれの席の前に並び、個別でそれぞれ聞きたいことを聞く、という形でした。

 私も並び、ケンの現状を簡単に説明した後、次のようなことを質問しました。

「…こういう子供なので、親としては普通級+4月から通級指導に通うことを希望している。そのためには就学相談を受ける必要があると思うが、子供は初めての場所、初めてのことが苦手という特性も持っている。入園審査では白衣のお医者さんを見て大泣きしたし、就園相談でも普段の何倍も泣いた。今回も初めてのことで不安になってしまい、万一お医者さんなどを見てパニックになってしまっては、という不安が正直ある。それも含めて子供の現状なのでそれでどういう判定が出ても受け入れるが、一方で、『このお子さんなら、4月に入学してから通級相談でも問題ないのでは』と言われている。こういう子供の場合、客観的に見てどうするのが最適でしょうか」

 その担当者の方のお返事は、まとめると次のような内容でした。

●就学相談を受けることで、学校側の支援がしやすくなる

●就学相談は、面談の日のみの結果で判定を出すことはしない。幼稚園などで行動観察も行う。

●ただし、就学相談の日に限って問題行動を起こしてしまった場合でも、それも材料にして判定は出す。それも含めて、ということ。

●先ほどの説明で、急ぎ気味で、といったが、それは支援校に入学されるお子さんについてのこと。支援校入学の場合は人員の確保などもあり、早めに入学予定者数を把握しておきたい。しかしお宅のお子さんの場合、おそらく支援校判定は出ない。この場合、別に急がなくてもよい。年長の1年でもまだまだ成長するだろうし、秋ごろの回の就学相談まで、相談を受けるかどうかという点も含めて、決断をずるずる先のばしにしてもよいのではないか。

 

 このお方はまじめな話をどこかユーモラスに話す方で、なんとなくいい意味で私も力が抜け、助言通り、秋ごろまで決断をずるずる引き伸ばしにすることにしました。