ASD長男、小学校に 七転び八起きブログ

3歳で軽度ASDと診断されたものの、外では頑張れてしまう特性の為に就学相談では通常級判定が出された長男6歳。知覚過敏、睡眠障害はかなりあります。

就学相談④ ウィスク検査と、特別支援教育課への電話

就学相談を受ける決心をして、療育の先生に相談すると、11月の相談に間に合うよう、急いで電話するように言われました。ちょうどその少し前に受けていたウィスク(WISC)検査で、やはり知的には問題なく、ただ凹凸があることがわかっていました。

 

 ケンの場合、

知覚推理指標(PRI) これが低く、

言語理解指標(VCI)、ワーキングメモリー指標(WMI)、処理速度指標(PSI) この3つが高くなっていました。

平均すると100は超えるものの、知覚推理が平均点を下げていることは明らかです。

そしてこの差が20近くあり、この凹凸が問題である、と指摘を受けました。

 

そして総合的にケンの結果の詳細から読み取れることは、

●その場をパッと見て、状況を理解することが苦手である

●周囲の状況から、今どう行動するべきかを把握することが苦手である。

臨機応変さが必要な場面で、自分で考えて行動することが苦手である。

ということだという話でした。そしてこういう苦手さがあるがゆえに、初めての場所、初めてのこと、イレギュラーなことが苦手であると。ものすごく納得してしまいました。

それ以外には

●視覚優位である。

●言語能力、認知は高い。

ということで、その先生の判断としては普通級で、通級指導を受けるのが最適では、と言われました。

 

この結果も踏まえて、教育委員会特別支援教育課に電話をかけました。電話に出た担当の方が、2年前の就園相談でもお世話になった方のようで、なんとなく私たちのことを覚えておられたようでした。現状を話し、親の希望と、そのために就学相談を受けたいということをお伝えしました。すぐに大きな封筒が送られてきて、そこには何ページにもわたる質問があり、それに回答のうえ、まずは保護者だけで面談に来るようにと言われました。