ASD長男、小学校に 七転び八起きブログ

3歳で軽度ASDと診断されたものの、外では頑張れてしまう特性の為に就学相談では通常級判定が出された長男6歳。知覚過敏、睡眠障害はかなりあります。

今日も、登校渋り…

昨日、帰宅時には上機嫌だったのでほのかな希望を抱いていたものの… 結局寝る前から「明日も学校に行かないとだめ?」と言い出し、朝もものすごくテンション低く準備をして、最後に玄関で「怖い。行きたくない」と言い出したケン。

 なだめすかして何とか学校まで一緒に行ったものの、やっぱり校門のあたりから涙目になり…下足室では声もなく泣きながら首を振っていました。「何が怖いのか言って?」「昨日もちゃんと全部できたんだから今日も大丈夫」と説得している横を、元気な1年生たちが次々と登校していきます。

 「どうしてうちの子だけ…」という時期はとっくに乗り越えたつもりでいたけど、久しぶりにそういう気持ちにも傾いてしまいます。小さな1年生たちがまぶしく見えました。

 のろのろと、教室の方に向かいかけたので「じゃあ行ってらっしゃい」と去ろうとすると、後ろで「ママ!」と悲鳴のような声が。せっかく行きかけたのにまたこちらに戻ってきています。向こうの方に、特別支援級の子供たちを迎える先生の姿が見えるけど、ケンは支援級には籍を置いておらず、当然先生もケンのことは知らないので声をかけてくれることもありません。とにかく説得して、最後は「じゃあ、一回おうち帰る?」と聞いてみると、それは嫌だったようでのろのろと教室の方に歩いていきました。

 派手に泣いたりしない分だけ目立たず、下足室のすみでひっそりと攻防を繰り広げている私達。他に泣いているようなお子さんももう見当たらず、悲しい気持ちで家に帰ってきました。

 

でも昨日も一昨日も、担任の先生からは特にその件では連絡はなく、集団下校の集合場所で一瞬担任の先生に会うものの、「がんばってますよ~元気ですよ」とのこと。教室に入るころには何事もなかったような顔をしているのか… 先が見えず、気持ちが沈んでしまいそうです。ちょうど今日、これまで通っていた療育施設に、放課後デイサービスとして通う件について相談に行くので、そこで相談してみようと思います。