就学相談⑥ 保護者面談
ケンが幼稚園に行っている間に、まずは保護者面談に。緊張していったものの、担当の方は私のことを覚えておられたようで
「ご無沙汰しております~」と笑顔で声をかけてくれました。
その後、もう一人、男性の方も加わって、二人の方が面談を行ってくれました。
その時のお話。
●すでに、幼稚園の方にケン君の行動観察に行かせていただいた。1日観察したが、集団での指示がよく通っている。
●声をかけて名前を聞いたが、きちんと答えてくれた。ただ少し発音が不明瞭。
●室内での活動、園外での、公園に行っての活動、全てを見たが、気になる行動はなし。
行動観察は、最初に電話をかけた時に予告しておられて、園の話では電話の二日後にはもう来られていたようでした。
ただ、上記のことは私にとっては想定内ではありました。園でのこの状態を維持する為に、
●お弁当はケンの味覚過敏を考慮してほぼ毎日同じようなメニュー
●療育に通っている
●家では機嫌が悪く、気持ちが不安定であることが多い。
という困り感を強調してお話しました。
また入学に向けての不安として、●新しい環境になじむまでは不安定になると予想される。
●一度でもやってみればそれ以降は問題ないことでも、初めてやることには大きな不安を感じ、「できない」と言ってしまうことが多い。学校では初めてのことが多く、心配。
●低学年のうちは気にならないかもしれないが、やはり成長に従って人間関係に問題が出てくることが予想される。
●味覚過敏、嗅覚過敏の為、偏食があり、給食(お弁当持参)の時間が不安。
●集団では先生の話をきちんと聞き、守る子と幼稚園でも言われてきたが、その分、家では荒れていることが多い。かなり無理をして集団にあわせているのではと思われる。その心理的負担の蓄積が将来的に心配。
といった話をしました。
これらをもとに、就学相談を受けることとし、日程が決まりました。