ASD長男、小学校に 七転び八起きブログ

3歳で軽度ASDと診断されたものの、外では頑張れてしまう特性の為に就学相談では通常級判定が出された長男6歳。知覚過敏、睡眠障害はかなりあります。

就学相談⑥ 保護者面談

 ケンが幼稚園に行っている間に、まずは保護者面談に。緊張していったものの、担当の方は私のことを覚えておられたようで

「ご無沙汰しております~」と笑顔で声をかけてくれました。

 その後、もう一人、男性の方も加わって、二人の方が面談を行ってくれました。

 その時のお話。

 ●すでに、幼稚園の方にケン君の行動観察に行かせていただいた。1日観察したが、集団での指示がよく通っている。

 ●声をかけて名前を聞いたが、きちんと答えてくれた。ただ少し発音が不明瞭。

 ●室内での活動、園外での、公園に行っての活動、全てを見たが、気になる行動はなし。

 

 行動観察は、最初に電話をかけた時に予告しておられて、園の話では電話の二日後にはもう来られていたようでした。

 ただ、上記のことは私にとっては想定内ではありました。園でのこの状態を維持する為に、

●お弁当はケンの味覚過敏を考慮してほぼ毎日同じようなメニュー

●療育に通っている

●家では機嫌が悪く、気持ちが不安定であることが多い。

という困り感を強調してお話しました。

また入学に向けての不安として、●新しい環境になじむまでは不安定になると予想される。

●一度でもやってみればそれ以降は問題ないことでも、初めてやることには大きな不安を感じ、「できない」と言ってしまうことが多い。学校では初めてのことが多く、心配。

●低学年のうちは気にならないかもしれないが、やはり成長に従って人間関係に問題が出てくることが予想される。

●味覚過敏、嗅覚過敏の為、偏食があり、給食(お弁当持参)の時間が不安。

●集団では先生の話をきちんと聞き、守る子と幼稚園でも言われてきたが、その分、家では荒れていることが多い。かなり無理をして集団にあわせているのではと思われる。その心理的負担の蓄積が将来的に心配。

 

といった話をしました。

これらをもとに、就学相談を受けることとし、日程が決まりました。