ASD長男、小学校に 七転び八起きブログ

3歳で軽度ASDと診断されたものの、外では頑張れてしまう特性の為に就学相談では通常級判定が出された長男6歳。知覚過敏、睡眠障害はかなりあります。

がんばった運動会と、家での嵐と

 今日はいよいよ運動会。朝、何度か「怖い」と言いながらもスムーズに登校、でも学校がいつもと違う様子なのを見てやはり「怖い」と。教室に向かった後、運動場前でクラスの子供たちと並んでいるのを見かけた時にはやはり涙目になっていました。

 それでも、全ての出し物を完璧にこなせてはいました。ダンスも、家では絶対やらないような(ヒーロー路線なので)キュートなポーズで楽しそうに踊っていました。

 かけっこはスタートが大きく遅れてしまい最下位。「ピストルの音がうるさくて頭がブラックになった」と言っていました。頭が真っ白、という表現はよく使いますが、それと似たような感じかな?子供たち全員のタイムを走って、タイム順に男女混合で走っているようなので、その並び方で見る限り、本来は足は早い方のようです。それでも、苦手な音にも耐えて走っているだけでも年少の頃を思えば大きな進歩かと思いました。

 最後まで楽しそうでいきいきと過ごせた運動会でした。

 が。帰宅中から機嫌が悪くなり、家ではついに父親にも反発していました。同じマンションの年長さんのお友達が「自分の家で遊ぼう」と誘いに来てくれたのはいいけれど、「お友達と一緒にレストランに行く」と主張し、今日は行けないというと激昂。夕食の時もささいなことで激昂し「食べない」とその場を去ろうとしたり、姉に暴言を吐いたり。

 

 今日は本当にがんばったね、で気持ち良く一日を終わらせられないのは残念です。でも、それがこの子の特性であり、障害であるのだから、これが現実、と受け止めるしかないのかなと。運動会を本当に頑張ったのも事実だし、こういう反動が出てしまう、というのがこの子の今の時点の現実、ということなんだろうな、と思います。家で崩れるほど頑張らなくてもこれくらいのことはできる子が多いんだろうけれど、うちはそうではない、でも、その分、がんばったんだな、と。

 

今は父親とお風呂中だけど、私も気持ちを切り替えて、運動会のことをほめてあげながらの寝かしつけをしようと思っています。