ASD長男、小学校に 七転び八起きブログ

3歳で軽度ASDと診断されたものの、外では頑張れてしまう特性の為に就学相談では通常級判定が出された長男6歳。知覚過敏、睡眠障害はかなりあります。

楽しいことをしても、最後は修羅場で…

運動会明けの昨日。ケンは朝から隣の家に住む友達と一緒に主人にサイゼリアに連れていってもらいました。先週くらいからやたらとこの3人で行きたがっていたケン。1回行くと毎週行くと言い出しそうでできればやめてほしかったけど、主人が根負けしたのか連れていくことに。 サイゼリアで楽しく軽食をとり、マンションの目の前まで帰ってきて、主人は別の用事の為にバイク置き場に行き、子供たちと別れたそうです。私としてはちゃんと家まで送るのが、隣のお子さんを連れていることだし礼儀だと思ったけど、目の前にマンションも見えているし、大丈夫と思ったようでした。「まっすぐ家に戻るんだよ」と二人と約束したそうです。

 

 私には「サイゼリアから今戻る。これから自分は〇〇に行く」とだけ電話がありました。自分が途中で離れることはこの時点で報告なし。

 それで私が3人の帰宅を待っていたのですが、電話から40分たっても戻らず。主人に電話すると「今〇〇だけど」と。「え、子供たちは?」「家の前で別れたけど?」「戻ってないよ」「!?」という流れになり…

 

 結局私が自転車で探し回り、近所の公園で遊んでいる二人を発見。即連れて帰り、お隣の子を送り届け、家に帰って主人との約束を守らなかったことを注意している所に主人も焦って帰ってきて、再び約束を破ったことを叱られました。ケンの中で「父親に怒られてはいけない」というルールがあり、それもあって普段は父親のいうことを聞くものの、この日は癇癪を起こし、パソコン部屋に駆け込み、中からカギをかけて籠城。さらに主人に叱られ、泣き叫んでいました。

 

その後、運動療育のイベントに行くことになっていて、とにかく出発。イベントの後、一緒に参加していた仲の良い友達と公園で楽しく遊びました。 が…友達の顔が赤いことに気付いたその子のママが「頭がすごく熱い。熱中症かも」と言い、急遽帰ることに。本当はその後で食事にも行く予定だったケンはそこでも不機嫌になり、私に八つ当たり。

 

 「パパもママもケンが楽しいかなって思って色々頑張ってるんだよ!どうしていつもいつもそうやって不機嫌になるの?最後まで『今日は楽しかったね』って言えないの?何やってもそうやって嫌な気持ちになることばっかりするんだったらもうケンとどこにも行かないよ」と言ってしまいました。

 気持ちの切り替えが苦手で、また急な予定変更も嫌いなケン。でも最近は友達と遊ぶ楽しさを覚え、その楽しさを追求しようという気持ちが今までケンの中にあった「約束を守る」「公園など、外では癇癪を起さない(病院は除く)」といったルールを守りたい気持ちを上回ってきているようです。これは特性というよりもわがままではないのか?と感じています。とりあえず主人には、「脇が甘い。子供たちが約束を守るなんて勝手に決めて最後の手抜きをしてはいけない」と言っておいたものの、お友達の体調不良に関してはどうしようもなく。運動会の疲れが残っている中でさらにどっと疲れた1日となってしまいました。