ASD長男、小学校に 七転び八起きブログ

3歳で軽度ASDと診断されたものの、外では頑張れてしまう特性の為に就学相談では通常級判定が出された長男6歳。知覚過敏、睡眠障害はかなりあります。

大荒れの夜と主人のとどめ

 昨日は放課後デイサービスでした。デイサービスに行くと荒れる、と言うのが最近の流れになってきつつありますが、昨日もそうでした。

 フィードバックで先生と立ち話をしている時から、向こうから走ってきて私に突進するという行為を繰り返し始めました。そのうち、私にぶつかった反動で壁にぶつかり、ひじをすりむきました。血が苦手なのと、周りの先生方に「今のはケン君が悪いよ」と言われたこともあってパニックを起こしてしまい、私を殴ろうとしてきます。適当に避けながらフィードバックを終えて、デイサービスを後にしましたが、

「ママは家に帰らなくていい。ケンが一人で帰る」と言いだす始末。デイサービスの前にあるスーパーで買い物しようとすると勝手に店から飛び出し、「ケンは一人で帰る」と。デイサービスは家から自転車で30分の距離です。

 こういう出来もしないことを言いだしてごねると私もイライラしてしまい、不穏な空気のまま、とにかく私のドスの効いた声と剣幕で自転車に乗せ、何とか帰宅。

 夜になっても機嫌が悪く、ちょっとしたことで癇癪を起こします。

 主人が帰宅して、寝かしつけの準備をしていると、またささいなことで癇癪。そこで主人がいきなり

「うるさい!」とケンを一喝してしまったのです。

 ケンとしては、あくまでも私ともめているのであって、主人のことは視野にも入っていなかった様子。激しく驚き、今日一番の癇癪を起こしました。部屋に入ってたたんであった自分の服を投げたり、かごをひっくり返したり。

「ケンなんかいなくなればいいんでしょ」

「ママなんかもういなくなっていい。もう一緒にいたくない。もういなくんっていい」

などと言い続けていました。癇癪の最中には何を言っても入っていかず、数分荒れてようやく落ち着きました。

 父親に言いたいことも山ほどあったけど、まずはケンといい雰囲気で寝かしつけの前のひと時を過ごそうと、二人でババ抜きや神経衰弱をして、ケンにも笑顔が戻りました。

 その後、紙に何かを書いていると思っていたら、

「まま ごめんなさい。けんはままのことがだいすき。ずっとけんのままでいてね」と書いてありました。

 父親にも書いていて

「ぱぱ だいすき。さっきはごめんね」と。

 寝る前も、

「ママ、どこにもいかないでね。ずっと家にいてね」と。

癇癪を起している最中に自分が何を言っているかを自分でも把握はできているようでした。

 

 デイサービスに行くとこのような夜になってしまうことが続いています。デイサービスで3年間お世話になった先生に会えなくなったことがまだ引きずられているのか。

 

 いずれにしても、ケン自身がこれでは辛いと思うので、やはり児童発達科を受診することにしました。何よりも私の対応方法を学びたいです。今はケンには発達関係での主治医がいない状態で、療育の先生方に相談はしてきましたが、やっぱり主治医が必要と感じています。大きな子供病院では予約の電話がまずつながらないという状態だったので、今回はまずは小さなクリニックを探しています。

 

 

 

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