ASD長男、小学校に 七転び八起きブログ

3歳で軽度ASDと診断されたものの、外では頑張れてしまう特性の為に就学相談では通常級判定が出された長男6歳。知覚過敏、睡眠障害はかなりあります。

ケンにやつあたり?

 最近、友達と遊ぶことに夢中になりすぎて、近所の方にご迷惑をかけたり、私をぶつかることが多かったりのケン。

 小さなトラブルが無数にあり、私もストレスになっていたようです。

 昨日、ケンが服がぬれたから着替えると言いだし、服を出すと気に入らず、別の服を出しても気に入らず、ということを繰り返し、またイライラが募りだした私。

 「じゃあこれ着て!これ以上文句言うんなら自分で服出して」

と怒鳴りつけました。

 ケンは「あ、これ着る」とあっさり着ましたが私のイライラは止まらず、「そんなとこに脱いだ服落さないで!」「ずぼん、後ろ前逆に履いてるよ!」とイライラしながら注意していました。

 そこにケンの姉がすっとあらわれて、

「ママ、ケンにやつあたりしないで」と。

 

 やつあたり?ケンがやったことをケンに叱っているだけで別にやつあたりでもなんでもない!と思いましたが、確かに普段の私なら、ずぼんを後ろ前に履いたくらいであそこまでイライラしないな、とも。

 

 おそらく、ご近所の方に注意されたこと、ゆう君ママにご迷惑をかけているのではと心苦しく思っていることなどが私の中で蓄積して、相当ストレスになっているようです。

 

 ご近所ママたちとのことも、ケンが原因ではあるのですが、私のやりしだいでは防げたことばかりです。

 

 これからケンの成長に伴ってこういうトラブルが増えてくる可能性を考えると、いちいちストレスをためてイライラしていては私の精神衛生にもよくないし、まさに二次障害への要因になりえるな、と。

 

 特に、「どうして何回言ってもわからないの!」と叱ったことを反省。その理由は私は知っているし、その答えをケンに求めても、ケンとしては「僕がダメな子だから?」としか答えられないはずです。「発達障害のこの特性で、こういう認知のゆがみがあって…」と明らかに理由が見えているのに、つい感情をぶつけてしまった。これは明らかにやつあたりだったと猛省しました。

 

 母親だって一人の人間に過ぎないのも事実だけど、「一人の人間だから」と甘えてられない局面があるのも事実。障害のある子を育てていると、そういう機会が少し多いのも事実。気持ちの余裕を失わないための工夫をどこかで行いながら、頑張っていければと改めて思いました。

 

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