ASD長男、小学校に 七転び八起きブログ

3歳で軽度ASDと診断されたものの、外では頑張れてしまう特性の為に就学相談では通常級判定が出された長男6歳。知覚過敏、睡眠障害はかなりあります。

自分のイライラを抑えたいのに

 朝から、ユーチューブを見るだけで支度もせず、食べていたヨーグルトをひっくり返したり、支度をするように言うと何から叫び返してくるケンにイライラ。

 主人も空気を読まないので、ただでさえ私が走り回っている中で、自分のリクエストを平然と言ってきて、さらにイライラ。

 

 とにかくイライラしながら朝の準備に走り回り、出発。

 

 いつもより数分遅い出発でしたが、いつも会う同じ1年生の女子二人とすぐに遭遇することができました。

 私の全身からは不機嫌なオーラが出ていたかもですが、女の子たちはいつものように笑顔で

「あ、ケン君のママ、おはよう」と。

そして、

「ねえ知ってる?大阪で震度7か8か9のおっきい地震があったんだって。人も死んじゃったんだって」

と話しかけてくれました。

「知ってるよ~。あのね、ケンのママはね、子供の時に大阪の隣の京都に住んでたんだよ。今でもケンのおじいちゃんはそこに住んでるから、地震で揺れて怖かったって言ってたよ」と話していると、前を歩いていた低学年の男の子が

「え、そうなの?ぼくも前は京都に住んでたし、おじいちゃんとおばあちゃん京都に住んでるよ~」と。

 確かになんとなくあちらのなまりもあるようで、

「じゃあ地震怖かっただろうね~」と話がはずみました。

 そこからみんな、自分のおじいちゃんはどこに住んでいる!と言う話をしてくれたり、そんなこんなで明るい小学生たちと会話をして、朝からすさんでいた気持ちがすがすがしく晴れてくるのを感じました。

 

 私は最近、反抗的なケンの態度にすぐにイライラするし、イライラしている時にケンが何かをするとまさに火に油状態になってしまいます。私の態度にケンも触発されてさらに反抗的になっているように感じます。まさに悪循環。

 

 昨日、公文式の宿題ができていなかったことを指摘した時にケンが、

「そんなことばっかり言わないで。ケンもできるだけ頑張ってるんだから」と、全く反抗的ではない、真剣な表情で訴えてきて、反省したばかりでした。これでは私の手でいつか二次障害を起こさせてしまうのではと感じています。

 

 

 アンガーマネジメントで「怒り」について学び始めたところです。

 私が最近イライラしていることの深層には義兄への怒りがあるのは自分で感じています。義兄のことでイライラなんてしたくもないけど、向こうからアプローチしてくる。やることなすこと常識を超えていてイライラさせられるし、実際に経済的な被害も大きいです。でも、このせいで私が自分の子を追い詰め、二次障害を発症させるようなことがあれば、義兄のせいで子供や私の人生を台無しにすることになってしまう。それだけは絶対に避けたいです。やはりここは義兄のことは「しょせん他人」と視野から外してしまうしかないのか。私のキャパをもう少し広げる為に、ストレスの上手な解消法を見つけていくべきなのか。悩みはつきません。

 

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