ASD長男、小学校に 七転び八起きブログ

3歳で軽度ASDと診断されたものの、外では頑張れてしまう特性の為に就学相談では通常級判定が出された長男6歳。知覚過敏、睡眠障害はかなりあります。

お友達づきあいでの失敗

ケンには、マンションの同じ階にとても仲の良い友達がいます。年長さんで活発な男の子で、ケンもそのお友達のことが大好きです。 連休中の一日、朝からそのお友達と公園に行ったり、お友達の家で遊ばせてもらったり。しかしその日はあまりにもテンションがあがってしまったようで、家で遊んでいると思ったら目を離したすきに二人で脱走。探してたらコンビニで買い物をしていたり(買った内容は、お友達の弟の為のお菓子なのですが)、またまた脱走して、追いかけて公園にいるのを見つけて近づいていくと走って逃げてそのまま見つからなかったり。

 最後は、お友達の家ももう晩ごはんの時間だからうちに戻らないといけないのに「帰らない」と主張し、半分力づくで家に戻しました。家に帰った後はとても久しぶりに癇癪を起したような状態になり、見かねた父親にも叱られ、大泣き。

 

 そして今日。共働きで忙しいそのお友達とは平日は遊べないのですが、どうしても遊びたいという気持ちを抑えられず。二人の間で手紙のやりとりをしているのですが、その手紙をポストに入れにいく、という約束が、結局その子の家のチャイムを押してしまい、出てきたそのお友達もケンを見て「遊ぼう!」と。時刻は6時過ぎ、そのお友達のお宅はもちろん、うちも食事の用意などで忙しく、ともすれば公園に行きたがる子供たちの相手をする余裕はありません。結局、そのお友達もお母さんに怒られてしまい、とても

 ケンにも、

●約束を守らなかったこと

●この時間は絶対に遊べない、と何度も話したのに、「でもわからないよ」と自分の意見を変えなかったこと

●結果として、忙しい時間帯にお友達のおうちにも迷惑をかけたし、そのせいでお友達がお母さんに怒られたこと

を厳しく言い聞かせ、本人もさすがに失敗したと分ったようで落ち込んでいました。

 

 楽しいことがあると、それを終えることが難しい、自分の気持ちが高まるとそれを抑えることが難しい、気持ちの切り替えが難しいケンの特性に直面する機会が増えてきました。特性だからと言って許容できる内容ではないので、とにかく向き合っていくしかなさそうです。

 

 この二人はその後、ポストを通して手紙のやりとりはしていました。でも、お友達のお母さんに迷惑をかけてしまったことが本当に残念です。

申し訳ない気持ちになりました。