ASD長男、小学校に 七転び八起きブログ

3歳で軽度ASDと診断されたものの、外では頑張れてしまう特性の為に就学相談では通常級判定が出された長男6歳。知覚過敏、睡眠障害はかなりあります。

「怖い」が極限に達した時 父親の緊急入院・手術編 ④紹介状

asdtotomoni.hatenablog.com

の続きです。

不安を訴え、幼稚園に行くことも拒むようになったケン。少しの間離れることも、「その間にママが入院したらどうするの」と言いだし、拒むように。

療育の先生に相談し、そこで月2回行われる、提携医師による診察を受けることになりました。

 

ケンは3歳の時に診断を受けた発達外来に現在通っていません。

もともと、睡眠障害の為に受診した病院で、そこで診断が出されましたが、その時には「やっぱりそうですよね」としか思わなかったくらいでした。そこで睡眠の為の薬が出されたものの、全く効かず。そのうち幼稚園に入園し、疲れの為か朝の3時4時まで起きているようなこともなくなったので、そのまま通わなくなっていました。

その為、こういうことがあっても相談することのできる主治医がいません。この際、やはり主治医を持つことが大事だろうと思い、持病のことですでに通っていた子供専門の大病院の発達外来に通いたいと思い、そのために必要な紹介状を書いてもらうための、提携医師の診察でした。

 

「年長組さんに進級した、緊張の強いその日にお父さんの入院が重なってしまって、かなり心理的負担になったんでしょうね。お母さんがお父さんみたいになったら、と言う不安も、またお父さんが入院したら、と言う不安も、当然今はあるでしょうね。もう退院されたということなので、これから安定した生活を送っていければ、そちらは次第に改善されていくと思いますが、かかりつけ医を持つことは大切でしょうね」と言われ、紹介状を書いていただきました。

 緊急の案件ではないので、予約は3か月先以降となるようでしたが、それでも、と子供病院に予約の電話を。

 が、まず電話がつながらない。何回かけ直してもつながらない。やっと奇跡的につながったと思ったら、「その週(3か月後の週)の予約枠はすでにいっぱいなので、来週何日以降にまたお電話を」と言われます。その繰り返しをしばらく続けていました。

 

 持病で通っている課は、もともと別の国立の大病院からの紹介で、医師の先生同士が知り合いのようで、「うちは小児の専門の病院ではないので、ケン君の症状についてはこれ以上の手だてがありません。(子供専門病院の)○○先生に相談したら、うちで診てみましょうって言ってくれました。来週ならいつ行けますか?」といった流れで、予約を何か月も待つことなく、電話がつながらない苦労をすることもなくスムーズに受診ができていました。しかし、実際にはこれほど難しいことだったとは。

 

 結局何週間も同じことを続けているうちに、ケンの状態も落ち着いてきたのでした。

 

 

 

 

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