ASD長男、小学校に 七転び八起きブログ

3歳で軽度ASDと診断されたものの、外では頑張れてしまう特性の為に就学相談では通常級判定が出された長男6歳。知覚過敏、睡眠障害はかなりあります。

放課後デイで不安 その後…

 昨日、予定通り放課後デイに行ってきました。

 担当の先生も工夫してくださって、部屋の中に秘密のメッセージを書いた紙を隠す→その紙には、次の秘密の紙のありかが書かれている→それを探す、という形で施設のフロア全体の空きスペースを色々使った宝探しゲームをしていました。最後の紙にはケンの好きな先生からの手紙のありかが書いてあり、それを見つけるのがゴールでした。

 

 そんなこんなで出だしは楽しく遊んでいましたが、後半、ケンの好きな先生がほかの子供たちと運動室で遊んでいて、ケンも一緒に遊んでいいと言われましたが、「知らない人がいるから」と拒否。

「じゃあせめて自分で書いたこの手紙を届けておいで」と先生に提案されても、かたくなに拒否していました。本当はその先生と遊びたくてたまらないのに、知らない子がいるという理由で部屋に入れないケン。そう考えると、学校にうまく適応できたことが奇跡的なことのようにも思えてきました・

 

 夏休み期間中のグループ療育には申し込まない、と言う話をすると、担当の先生が、例のケンの大好きな先生にそのことを相談していました。その先生に、

「新しい環境になじむための力を学校で使い果たしていて、こちらでの新しい環境にはいまだになじめてないので、知らないお友達とのグループ活動はちょっとハードルが高いかなと思って」と言うと、

「でも夏休みなら学校はないですよ」と。

「ここで発散してる分、発散できなくなって家でお母さんに対して発散されるのは避けたいですしね」とも言われました。

 

 確かに放課後デイでは、家での態度とも学校での態度ともかなり違う、全然言うことを聞かない荒れまくった態度です。これは学校のストレスを発散してると受け止めるべきなのか?なじめなくて荒れてる、という見方は間違いなのか?と迷ってしまいました。

 

 発散している割には帰り道も機嫌悪いし、その日は家ですら機嫌悪いし、うーん、これはやはり発散と言うよりもそれ自体がストレスになっているのでは?という気もします。でも、先生方のほとんどは「学校でのストレスを発散しているのでこういう態度になっている」という見方です。それを絶対違うと素人判断で決めつけることも避けたいけど、無理に通わせてさらに荒れても困る…

 

 でも、ここでグループ療育に参加することで放課後デイに来ているお子さんたちとも親しくなれれば、また違ってくるのかなとも思いました。去年までの療育で一緒だったお子さんは親御さんが働いていることもあって、誰も今のデイには来ていない為に、今のデイではほぼ全員が知らないお子さんです。個別療育なので知り合う機会もありません。グループ療育で先生がうまく誘導してくれてお友達ができれば、その後は楽になるかな、という気もします。

 

 ちょうど、この申し込みの締め切りが、児童精神科受診の翌日なので、相談のうえで決められればと考えています。

 

 

 

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