小児精神科受診 初診
金曜日、以前に予約した小児精神科クリニックに行ってきました。
暑い中を自転車で30分ほどかけてクリニックに行き、「怖い。嫌だ」とぐずる息子の手を引いて院内へ。予約の電話では待ち時間が長くなるようなことを言われましたが、待つほどもなく、名前を呼ばれました。
このクリニックを受診した理由、これまでの経緯などを聞かれました。
「それでお母さん、今一番困っていらっしゃることは?」と聞かれ、
①学校では何の問題もないと言われるほど頑張っているようだが、家でのかんしゃくがひどい、かと思えばぐずぐずと落ち込んでいたりする。喜怒哀楽のうち、怒と哀ばかりが出ている気がする。
②療育を嫌がり、その日はさらに家で荒れるので、このまま続けるかどうかという点を含めて悩んでいる
というと、
「なるほど、そんなことは療育の先生には聞きにくいし、客観的な意見を求める場が必要だったということですね」と、私が言おうとしていることを的確にまとめてくださいました。
その後もずっと、1を聞いて10を知る、っていう感じの先生で信頼できそうでした。
「今の段階では、学校で頑張っている分、家で反動が出てるのだからそんなに心配ない、学校で頑張れているのだから仕方ない、と言われることが多いけれど、やっぱり周囲の話を聞いていると、こういうタイプの子が中学年・高学年になると登校拒否になったり、家庭内暴力となったりする例が多い気がする。反動だから仕方がない、と受け入れてしまっていいのかどうかに不安がある」と話すと、
「それはごもっともなお気持ちです。よくある傾向ですから」とも。
今後の方針として
●かんしゃくを防ぐための漢方を飲んでみる
●本人のカウンセリングを行っていく
ということが示されました。
当日もその場でケンに、
「療育、いやなの?」と質問され、ケンは
「いや!」と力強く答えていました。
「どうしていやなの?最初からいやだった?」と聞かれるとケンは
「最初はいやじゃなかったけど、今はいやになった」と。
「どうして?」とさらに聞かれると、
「…どうしてだっけ」と私に振ってくる始末。
「療育の先生の見解として、担任の先生が変わったからだろう、とされています」と私が口をはさんでしまいました。
とりあえず、2週間漢方を試し、2週間後に受診、その2週間後にはカウンセリング、という予定になりました。
私の、ケンへの対応のしかたなども学んでいければいいと思います。