ASD長男、小学校に 七転び八起きブログ

3歳で軽度ASDと診断されたものの、外では頑張れてしまう特性の為に就学相談では通常級判定が出された長男6歳。知覚過敏、睡眠障害はかなりあります。

小児精神科受診 初診

 金曜日、以前に予約した小児精神科クリニックに行ってきました。

暑い中を自転車で30分ほどかけてクリニックに行き、「怖い。嫌だ」とぐずる息子の手を引いて院内へ。予約の電話では待ち時間が長くなるようなことを言われましたが、待つほどもなく、名前を呼ばれました。

 

 このクリニックを受診した理由、これまでの経緯などを聞かれました。

「それでお母さん、今一番困っていらっしゃることは?」と聞かれ、

①学校では何の問題もないと言われるほど頑張っているようだが、家でのかんしゃくがひどい、かと思えばぐずぐずと落ち込んでいたりする。喜怒哀楽のうち、怒と哀ばかりが出ている気がする。

②療育を嫌がり、その日はさらに家で荒れるので、このまま続けるかどうかという点を含めて悩んでいる

というと、

「なるほど、そんなことは療育の先生には聞きにくいし、客観的な意見を求める場が必要だったということですね」と、私が言おうとしていることを的確にまとめてくださいました。

 その後もずっと、1を聞いて10を知る、っていう感じの先生で信頼できそうでした。

「今の段階では、学校で頑張っている分、家で反動が出てるのだからそんなに心配ない、学校で頑張れているのだから仕方ない、と言われることが多いけれど、やっぱり周囲の話を聞いていると、こういうタイプの子が中学年・高学年になると登校拒否になったり、家庭内暴力となったりする例が多い気がする。反動だから仕方がない、と受け入れてしまっていいのかどうかに不安がある」と話すと、

「それはごもっともなお気持ちです。よくある傾向ですから」とも。

 

 今後の方針として

●かんしゃくを防ぐための漢方を飲んでみる

●本人のカウンセリングを行っていく

 

ということが示されました。

 当日もその場でケンに、

「療育、いやなの?」と質問され、ケンは

「いや!」と力強く答えていました。

「どうしていやなの?最初からいやだった?」と聞かれるとケンは

「最初はいやじゃなかったけど、今はいやになった」と。

「どうして?」とさらに聞かれると、

「…どうしてだっけ」と私に振ってくる始末。

 「療育の先生の見解として、担任の先生が変わったからだろう、とされています」と私が口をはさんでしまいました。

 

 とりあえず、2週間漢方を試し、2週間後に受診、その2週間後にはカウンセリング、という予定になりました。

 私の、ケンへの対応のしかたなども学んでいければいいと思います。

 

 

 

 

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